ディーン・フジオカが覚悟を激白「ニーズがなくなれば…」

公開日: 更新日:

 役者、ミュージシャン、そして、インフルエンサー。さまざまな形で活動する自身の現状は、「奇跡のようなもの。絶妙なバランスで成り立っている」とこう続ける。

「表現したり発信したりする職業だけに、まずは自分の中で咀嚼し、楽しむことを大事にしたいと考えています。でも、だからといって、自分がやりたいからやるというだけでは単なるエゴになってしまう。僕の仕事は、それを欲しいとか見たいとか求めてくれる方がいるから成立するもので、ニーズがなくなれば、働く機会を失う可能性だってある。この奇跡的なバランスに感謝しながらも、現状に満足することなく、常に変化し続けたい。男を磨いていきたい。いくつになってもオトナの階段上る、なのかな」

 ディーン・フジオカは一日にしてならず、だ。

 (取材・文 小川泰加)

▽1980年、福島県生まれ。2004年に香港でモデルとして活動を始めて以降、香港や台湾、北米などで俳優として活動。NHK朝ドラ「あさが来た」で逆輸入俳優として脚光を集めて以降、数々のドラマ映画への出演、音楽活動のほか、「サタデーステーション」に出演するなど精力的に活動している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド