副業禁止のNHKに入局 たかまつなな“芸人続投宣言”の波紋

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 NHKは“副業”についてどう考えているのか。問い合わせたところ、「職員が(副業を)願い出た場合、業務を遂行するうえで支障がないかどうかや協会の職員として適当かつふさわしいものであるか等を総合的に判断しています。なお、個々の職員に関することは、原則お答えしていません」(広報局)と回答があった。

 今後、たかまつの“働き方”が受信料を払っている視聴者の利益を損ねることにならないかという議論も浮上しそうだ。

「NHKとしてはたかまつさんの兼業について、辛辣な意見が出ることは織り込み済みのはずです。それでも彼女を自由にさせているのは、“ブラック企業批判”をかわしたい意図が透けて見える。昨年、NHKは記者の過労死隠蔽問題で批判を浴びました。NHK上層部は、“働き方改革”の格好のアイコンとして、たかまつさんを利用している可能性があります」(今井良氏)

 本当にしたたかなのは、たかまつとNHKのどちらなのか。

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