著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「SUITS」と「コールドケース2」リメークのこの差はなぜだ

公開日: 更新日:

■“いいスーツ”が3万~4万円では

 だが、それにしてはショボい。

 タイトルにもなるほど重要なスーツにまつわる場面。織田が「いいスーツを買え!」と中島にポケットマネーを渡すシーンがあったが、見たところ、渡した金は3万~4万円、それじゃあ“吊るし”しか買えないよという感じ。衣装代なんかケチるなら米ドラマをリメークしようなどという大それたことを、やんなきゃいいのに。

 先日、「めざましテレビ」に出演した織田がこんなことも語っていた。

「日本でやるっていうと正直な話、町工場パワーなんで。パワーが全然違うんで、その差は意地で埋めるしかない……東京が舞台なんですよ。キラキラとした東京を撮りたいんですよ」と。

「東京ラブストーリー」じゃないんだからキラキラした東京はとくに必要ないかと思うが。逆に全部セットでやったるよという町工場の意地もないのだろうか。

「下町ロケット」の阿部寛の爪の垢でも煎じて飲みなさい!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”