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小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

若狭勝氏は情報量で圧倒 ゴーン逮捕関連の生番組は独壇場

公開日: 更新日:

診断結果は…「良」

 有価証券報告書に報酬を実際より少なく記載したとして19日夜、東京地検特捜部に金融商品取引法違反の疑いで逮捕された日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者。テレビはこのニュース一色になり、そんな中で20日朝から民放各局を飛び回っていたのが元東京地検特捜部副部長で、元衆院議員の若狭勝(61)だ。

 日本テレビ系「ミヤネ屋」ではMCの宮根誠司らが事件の概要を伝えた後、経済ジャーナリストの渋谷和宏とともに東京のスタジオから生出演。“なぜ東京地検が乗り出したのか”“脱税ではないのか”“司法取引とは何か”についてわかりやすく、具体的に解説した。

「ライブドアの堀江さんやカネボウ、オリンパスの有価証券報告書への虚偽記載などの金融関係は(国税ではなく)地検特捜部がやることが多い。これ(今回の逮捕容疑)は入り口だ」と特別背任や業務上横領への展開を示唆。「日本にどの程度居住しているのかによっては、所得税法違反もあり得る」「(地検への)情報提供者は日産内部にいる。虚偽記載に関わっている人ですね。しっかり話すので自分の刑は軽くしてくださいと地検と取引したのだろう」と語った。

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