長野智子 「サンデーステーション」で個性アピールできず
診断結果は…「可」
テレビ朝日系「サンデーステーション」のMC長野智子は非常に冗舌になる時とほとんどコメントしない時がある。
4日の「注目ニュース読み比べ」では冗舌だった。「続いては臨時国会です。私たちの生活にどんな影響があるのでしょうか」との振りでCMを挟み、取り上げたのは先進国で展開される東南アジアからの出稼ぎ人材の争奪戦。ベースは10月29日の朝日新聞朝刊。「中国や欧州などどの国も少子高齢化で人材不足が顕在化し、人の取り合いになっている」との解説が入った後に、長野が「すでに外国人技能実習制度があるが、低賃金と過酷な労働が問題になっている」と問題提起。入国管理法改正については「あまりに急ぎ過ぎではないか。細かな点は後でお任せでいいのか」と疑問を投げかけた。もっともな指摘、押せ押せムード全開である。
ところが、たとえば遡ること8月19日。「変わるお墓の形 深刻な墓不足」の特集。最大810骨を収容できるマンション形式の納骨堂で、4人1組の納骨堂に納めて永代供養料を含め120万円という谷中にある墓など、都内で人気のツアーに密着したVTRを流した後はコメントはなし。きめ細かくわかりやすいVTRだったのに一言もないのは残念だった。