NHK紅白なのに“特別枠”ばかり 平成最後はご都合主義の極み

公開日: 更新日:

「特別枠というのは、大物が出てくれないからとNHK側が歌手にこびたのが始まりだと思います。それを乱発したため、アーティストの要望に応じて海外や別スタジオからの特別中継などが当たり前になってしまった。その結果、歌合戦のコンセプトはどんどん形骸化してしまった。単なる年忘れ歌謡祭なら、テレビ東京系の今年で51回目を数える『年忘れにっぽんの歌』のほうがよほどふさわしいですよ」

 核家族化に始まり、多チャンネル化、ネットの普及で“お茶の間”は消滅。多くの国民が口ずさむような流行歌は出にくくなった。

 平成最後の紅白歌合戦。サザンの歌唱は“耐用年数”を過ぎた紅白への挽歌になりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」