常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概
「常盤も賀来も、かつて主演したTBSドラマで30%超えを記録しています。過去に高視聴率を叩き出した美人女優は、何かと“加齢”を揶揄されがちですが、2人ともそのハードルを軽~くクリアしました。もちろん本人のポテンシャルや努力もあるのでしょうが、ライティングや撮影角度など、彼女たちを美しく見せる努力を惜しまないスタッフの気概を感じますね」
だから「グッドワイフ」は80年、90年代からの国産ドラマ好きが安心して見られる作りになっていると、亀井徳明氏がこう続ける。
「テイストが違う『SUITS』とは比較するべきものでもないのですが、『グッドワイフ』の方が原作を知るファンからの批判が少ないようです。常盤の夫役の唐沢寿明をはじめ、賀来の共同経営者役の小泉孝太郎、検察の吉田鋼太郎や滝藤賢一らレギュラーに加え、初回の武田鉄矢、第2話の橋爪功といったゲスト俳優の個性も期待を裏切らない。1話完結の事件と同時に、常盤がどんなふうにタイトルの“グッドワイフ”になっていくのかという興味もそそられます」
久しぶりに登場した2人の“美魔女”がもっと輝けば、当時のドラマの視聴者が戻ってくるかもしれない?