好調"月9"を牽引 本田翼が放つ強烈オーラと現場での気配り
綾瀬は8歳年下の本田にいじられるたびに、うれしそうに「バッサー!」と本田をニックネームで呼び、特技の柔術「カリ・シラット」で鍛えた“蹴り”をふざけながら本田の太ももに入れていた。常に明るく、撮影現場を盛り上げようと心配りしていた本田のキャラクターが今回のドラマでも生かされ、現場に一体感を生み出し、それが高視聴率に結び付いているのではないかと筆者はみている。
本田が雑誌のインタビューなどで「オフの日はほとんど自宅でゲームをしています。ほとんど家から出歩かない……」と漏らしているため、“暗いイメージ”が独り歩きしているが、私が肉眼で確認した限りでは、彼女の実像はかなり違ったものだということを断言しておく。
また、今回の「ラジエーションハウス」では、以前からドラマ評論家らから指摘があった本田の“滑舌の悪さ”がかなり修正されている点にも注目したい。別の関係者は「本田は忙しいスケジュールの合間を縫ってボイストレーニングを受けながらこのドラマに備えてきた」と証言した。
これだけ好感度が高く、共演者やスタッフの受けも良ければ“浮いた話”のひとつも漏れてきそうなものだが、尾行取材を得意とする筆者でさえ、今のところ“決定的な情報”を得ていない。4年前にドラマで共演した福士蒼汰や、バラエティー番組の共演で親しくなった「オリラジ」の藤森慎吾から熱心なアプローチを受けたにもかかわらず、最終的に“落ちなかった”とも聞いている。身持ちが堅い女性なのかもしれない。
本田は彼女が衣装や小物、バッグをインスタで紹介すると同時に飛ぶように売れる“インフルエンサー”としての顔も持つ。“CM新女王”の呼び声も高いバッサーを射止めるのは一体どんな男なのだろうか。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)