総選挙見送りで紅白に黄信号 AKB48「15年目」の曲がり角

公開日: 更新日:

「NGT48の騒動との関係が言われていますが、運営サイドはそれ以前から、今年の実施に慎重な見方もあったようです。昨年は、テレビ放映の視聴率は、辛うじて2ケタ台を守ったものの、指原莉乃をはじめ出馬辞退者が相次ぎました。一般視聴者への知名度は、いまひとつというメンバーが多く、以前に比べ盛り上がりに欠けたことは否定できませんでした。そこで、人気と知名度がある松井珠理奈須田亜香里が在籍するSKE48の本拠地である名古屋での開催とし、何とか盛り上げたという事情があります」(AKB事情に詳しい週刊誌記者)

■「宝塚」化で生き残りも

 今後のグループの展開は。

「総選挙が開催見送りとなったことで、ドーム公演などの回数は減るかも知れませんが、長い目で見れば、常設劇場を持っているのはグループの一番の強みですよ。テレビでの露出は減ったとしても、『宝塚歌劇団』のようなコアなファンに支えられていくと思います」(前出の週刊誌記者)

 さらに気になる紅白出場の行方は――。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」