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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

NGT卒業の山口真帆 指原プロデュースで再出発という“妙手”

公開日: 更新日:

 今年の初めから大きな騒動になっていたNGT48の山口真帆(23)が結局、グループを卒業することになり、今後どうなるのかと話題になっている。

 この件を、僕と同世代のおじさんたちに説明することがあった。

「AKB48は知っていても、NGTって?」

 というので、「新潟で地元密着で活動するAKBグループのひとつで……」と、イチから説明させられて閉口したが、昨年末、自宅に待ち伏せしていたファンから口をふさがれるなどの暴行を受けたこと、そのファンが逮捕され、後に不起訴となったこと、その出来事に同じNGTのメンバーが関与したのではないかという疑いが山口のSNSでの発言で明らかになったこと……などを噛んで含めるように話していると、おじさんのひとりが「どこの会社でも、多かれ少なかれ、“派閥”みたいなものや仲の悪いOLがいるものだよ」と身を乗り出してきた。

 NGT48を運営する側もそれ相応の対処はしてきたのだが、後手に回ったなどと批判されたりした。今回の騒動と女性の派閥争いを同一視するのはいかがなものかと思うが、僕はどっちにしてもたいへんだなあと同情してしまう。被害に遭った山口が相当怖い目に遭って、可哀想であることは間違いないが、事件が不起訴になったことで、関係者からいくら事情を聴いたところで真相は“やぶの中”だ。出直すという選択は致し方ないところだろう。

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