離婚で女性の敵に…ビートたけしを待ち受けるイバラの道
「たけしにとっては、極端な金額が事実であるかのように吹聴したのは、自分は芸人で、離婚を笑いに変えられるという自負があったようです。しかし、今のご時世、これはいただけない。自分は大物芸人だという見えや体裁ばかりが悪目立ちする結果となってしまった」(バラエティー番組女性プロデューサー)
■監督業やMCオファーも細る一方
結果として女性視聴者の大半を敵に回してしまったわけだ。今後、テレビの露出は減っていく見通しだという。
「今後の課題は、現在あるレギュラー番組をどう維持するかでしょう。たけしのギャラはGP(ゴールデン・プライム)帯1時間当たり300万~500万円。コストパフォーマンスが悪いため、ギャラを落とさないといずれは番組をリストラされてしまうでしょう。潜在視聴率も下がっているし、たけしで視聴率がアップするわけでもないですから」(業界関係者)
一方、監督業やCMオファーも今後は細る一方だという見方が強い。
「映画はお金がかかる。以前はオフィス北野の森昌行前社長の協力があったからこそ実現していた。しかも、作品性は女性に受けないから興行的にも厳しい。離婚して愛人との老いらくの恋を成就させたたけしにCMをオファーするスポンサーは皆無です」(大手広告代理店幹部)
まさに“晩節を汚してしまった”たけし。この苦境をどう乗り切るか。