マツコ「元SMAP共演拒否発言」騒動にTVマン拍手喝采の訳

公開日: 更新日:

 さらに別の制作担当プロデューサーも次のように畳みかける。

「公正取引委員会は、なぜ起用しないのか? ジャニーズに忖度しているのか? と何度も聞くのですが、ズバリ、魅力がないからです。そんなタレントをなぜお上に言われてキャスティングしなければならないのか。最近、各テレビ局の社長が揃ってジャニーズに対する忖度はなかったと語った。本当のことです。だからといって公の場や公取の調査に対し『元SMAPメンバーは賞味期限切れ』だとは口が裂けても言えないんですよ」

 実に皮肉な話だが、マツコがコメントを発したことで、元SMAP3人の業界評が透けて見えてしまった格好だ。

 ちなみに巷間、囁かれているような、マツコがジャニーズ事務所に忖度したなどの理由も一切ないという。

「マツコは厳しい芸能界の実情を話しただけでしょう。自分が身をもって体験していますから」(テレビ局関係者)

 公取委をバックにつけても、3人の地上派復帰は厳しいのが現実のようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」