広瀬すずも「のん」の二の舞か…ギャラ“最高”も尽きぬ不安

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「1年近い拘束期間があった『なつぞら』がようやく終わったばかり。それなのに、広瀬さんが続けざまに野田氏の舞台に挑戦したのは『女優としてもうワンランク上を目指したい』という強い向上心が芽生えたからでしょう。彼女は親しい役者仲間に『将来的には海外で演技の勉強をしたい』と漏らしているそうです」

 大手の芸能プロなら所属俳優をのんびり遊ばせながら勉強させ、しっかりと育てる体力も時間もあるだろうが、広瀬が現在所属する中堅の芸能プロに、そうした余力がどれだけあるかは定かではない。

 かつて広瀬と同じ事務所に所属した長谷川博己(42)は役者として自分が目指す方向性と、事務所が営業面で希望する条件の折り合いが付かずに別の芸能プロに移籍したと聞く。それが円満独立なら双方にとってハッピーな話になるが、あのSMAPの3人ですらそれがかなわなかった現実がある。いくら公正取引委員会が重い腰を上げて動きだそうが、旧態依然の芸能界の体質が即座に刷新されるとは考えにくい。ソフトランディングはそれほどまでに難しい。

 女優魂が芽生えた広瀬に明るい未来が待っていると信じたいところだ。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

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