M-1騒動さえネタにする“女帝”上沼恵美子に「さすが」の声

公開日: 更新日:

 ちなみに「わが心の大阪メロディー」は全国放送。上沼のひと言で、多くの視聴者がまたあの騒動を思い出したであろうことは間違いない。暴言を吐いた当人たちもヒヤヒヤだったはずだ。

「私には『気にしてないから自らネタにもするねん。そやから、あんたらも頑張りなさい』という上沼さんからの後輩芸人へのメッセージのように思えました」と話すのは、大阪出身のライター源祥子氏だ。「それよりも番組を見ている最中に驚いたことがあって」とこう続ける。

「上沼さんが『大阪ラプソディー』を歌った際、ネットには〈上沼さんって歌えるんだ〉〈お父さんから大阪ラプソディーって上沼さんの持ち歌だと教えてもらい、驚いてる〉なんて声が投稿されました。その反応に『えっ、今さら!?』とびっくり。上沼さんが歌手でもあることを知らない人が多いんですね」

 タレント、司会者として知られる上沼だが、実は歌手でもあり、コンサートも精力的に行っている。関西ローカルの番組では、たびたび自慢の喉を披露しているようだ。


「11月8日には上沼が司会を務める関西ローカルの人気番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に、ダウンタウン松本人志がゲスト出演することが発表されました。ネット上は〈これ絶対見たい!〉〈関東では放送してくれないの?〉〈TOKYO MXで放送してたっけ?>とすでに大騒ぎです。放送後は、また上沼の名前が話題になることは間違いないでしょうね」(テレビ誌ライター)

 上沼と松本のツーショット対談で、昨年のM―1放送後の騒動を振り返り、今まで明かされることのなかった後日談が語られる場面もあるそうだ。今年のM―1審査員を上沼が継続するのかどうか、番組内で答えが明かされるのか気になるところだが、さすが女帝はタダでは起きない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド