著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

2ショット会見は山里&蒼井ぐらい…芸能人結婚報告の今昔

公開日: 更新日:

 イモトアヤコもしかり。「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で数多くロケを一緒にしていたディレクターとの結婚を番組内で発表した。

 お世話になっている番組に独占で報告するのは最近の傾向でもあるが、「まさか」のイモトの結婚は国内の果てまで驚かせた。世間の反応も〈良かった!〉と祝福ムードにあふれている。会見しなくとも報告だけでも十分なことを2人は証明した。

 同じ結婚報告でもアイドルはそうはいかない。どういう形でどう報告するか神経を使うものと再認識したのが二宮の結婚だった。先月12日にメディアを通じ、かねて交際が報じられていた女性との結婚を発表したが、コンサートで直接ファンへの報告もなかったことで、一部のファンからはブーイングの嵐。週刊誌でも結婚を巡りメンバーとの確執などが報じられている。かつては木村拓哉東山紀之も単独会見で結婚を報告しているが、二宮は会見なし。沈黙を続けたことが逆に不自然に映り、バッシングにつながったようにも見える。

「アイドルの結婚は人気に影響する。そのリスクを少しでも少なくするために本人からの報告を避けたのでしょうが、本人の口から報告することで“良かったじゃない”と好感を持たれ、新たなファンの獲得につながるメリットも一方である。満面の笑みで会見した城島がいい例」(芸能関係者)

 結婚しても世間のモヤモヤ感が残っているのを払拭する目的だったのか? 発表から3週間近く経った12月1日、自身のラジオ番組で「私このたび結婚させていただきました」と報告した。最初から自身の口で報告するほうが自然だったと思う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末