テレ朝「M」に漂う昭和感 純愛ドラマというよりコメディー
■マックス・マサ役には三浦翔平より適役が
実際、SNSでは「あの古くさい感じは大映ドラマ見てた世代には懐かしい」「この令和の時代に何を見せようとしているのか」といった声が上がっている。
しかし、ドラマを笑って見ていられる人ばかりでもない。浜崎役を安斉かれんが演じることに異論は出ていないが、松浦CEO役のマックス・マサを演じている三浦翔平には「気の毒だ」と同情の目が向けられている。
松浦CEOはどちらかと言えば、アニメのキャラクターのようなルックスで、三浦とはあまり似てない。ファンからすれば、「何で三浦クンがあの役柄を演じなきゃいけないの?」と怒り心頭なのだ。
「確かにマックス・マサ役を三浦翔平さんが演じるのはちょっと違和感があります。大倉孝二さん、段田安則さん、ユースケ・サンタマリアさんあたりが適役だったと思います。仮に松浦CEOの役をカッコよく見せたくてイケメン俳優を起用するにしても、綾野剛さん、柄本佑さん、V6の井ノ原快彦さん、NEWSの小山慶一郎さん、森山未來さんあたりが良かったと思います。松浦CEOは目が切れ長なので、クリッとした三浦さんだとどうしても違和感を感じてしまうのです」(前出の沖直実氏)
割り切って昭和感を楽しむのが正しい「M」の見方かもしれない。