「行列の女神」極寒ロケで鈴木京香が配った手土産の気配り
もちろん、これは鈴木の心配り。最終回には元男闘呼組のメンバー岡本健一(51)、「ふぉ~ゆ~」の福田悠太(33)といったジャニーズ事務所所属の俳優が出演する。ドラマで岡本は過去の恨みから鈴木が演じるラーメンコンサルタント・芹沢達美に復讐を仕掛ける粘着質な男を熱演している。もともと知り合いなのか、2人はロケの合間になるとにこやかに談笑していたという。
“座長”である鈴木の頑張りもあり、極寒ロケは最後まで和やかな雰囲気で進んだというが、さらに関係者たちを驚かせたのが鈴木の締めくくり方だった。
「状況が状況だったので打ち上げは自粛。残念そうな表情を見せる共演者もいたのですが、鈴木さんがふと『これまでどうもありがとうございました! 皆さんに渡したいものがあります』と声を張り上げて言いました。何かと思ったら、鈴木さんと役名の芹沢達美の名前を掛けた『せりざわきょうか』と書かれた封筒でした。開けてみると中には虎屋のようかんが入っていて、雪で底冷えしていましたから、甘いようかんが身にしみました」(前出のスタッフ)
周囲を驚かせた鈴木のタフさと細かい気配り。最終回の季節外れの大雪は本物。演出ではなく見ものだ。