今やTVレギュラー15本 サンドウィッチマン“無双”続く理由

公開日: 更新日:

 当時33歳だったふたりは、まさに「気のいい兄チャン」そのもので、薄汚れた公園での撮影も快くいろいろなポーズを取ってくれたという。

 2011年には、気仙沼でロケ中に東日本大震災に被災。「東北魂義援金」を立ち上げ、「被災地ライブ」など復興支援活動に精を出した。その後、それぞれ結婚し、同い年の子供を持つ父親に。「2人の友情」や「いい人エピソード」「伊達が伊達家の末裔」というエピソードなどはバラエティー番組でだいぶ“こすられて”いるが、好感度は高止まりをキープしている。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう語る。

「まずネタが圧倒的に面白い。これは他の追随を許しません。そして老若男女すべてから愛されるのが強みでしょう。見た目はごっつくてこわもてなのに、素朴で人柄のよさがにじみ出ている。ふたりとも家庭では子煩悩な普通の父親でクリーンな印象もある。バラエティー番組でもガツガツせず、的確なタイミングで面白いことを言うので、安定感は増す一方です」

 まさに“サンド無双”で死角なし。アフターコロナもこの状態は続きそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド