「30歳まで童貞」に大ヒットの予感 テレ東らしいBLドラマ
〈これぞ、いかにもテレ東って感じのドラマ!〉〈初回でハマった〉なんて声もある。
10月8日からスタートしたテレビ東京系の木ドラ25「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の話だ。主人公の冴えないサラリーマン安達を演じるのは、これが連ドラ単独初主演となる赤楚衛二(26)。安達を思い続ける同期のイケメンエリート社員・黒沢を演じるのは、劇団EXILEの町田啓太(30)である。
その「30歳まで」は、「ガンガンpixiv」で連載中の豊田悠氏による同名コミックの実写ドラマ化。男性同士の恋愛を描いたBL(ボーイズラブ)とよばれるジャンルの中でも人気が高い作品で、読者からの愛称は「チェリまほ」。2019年には「全国書店員が選んだおすすめBLコミック」の1位に選ばれたヒット作だ。
童貞のまま30歳を迎え、“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン安達が、ひょんなことから同期の黒沢が自分に思いを寄せていることを知り……というのが大まかなあらすじ。
芸能ライターでドラマウオッチャーの山下真夏氏は「〈いかにもテレ東〉というコメントは、もちろん褒め言葉でしょう。私も初回視聴後にすっかりハマってしまいました」と、こう続ける。