東京ホテイソン 先輩サンドウィッチマン未訪のケニアで…
たける 僕は地元、岡山の伝統の郷土芸能「備中神楽」が見られるゲストハウスを東京に造りたい。僕は備中神楽をやってきていて、「あの独特なツッコミ芸に生きてるね」と言われることもあります。
夢として僕らの漫才も見られて、若手や落語家さんのネタも見られ、そこで備中神楽もやれる場所を造りたい。その公演を見るために集まったお客さんが遠方からも来てくれて、見た後に泊まれる。小劇場と宿泊施設が合体した場所ですね。
備中神楽は秋田のなまはげなどと同じく国指定の重要無形文化財なのですが、知らない方も多いじゃないですか。岡山県民でも知らない方もいます。「昔の芸能を衰退させちゃ駄目だ!」と思っていて、東京を発信地にして広めたいんです。
新橋に「とっとり・おかやま新橋館」という物産品を売っているアンテナショップがあって、神楽が演じられることもありました。さらに、小劇場があれば定期的に公演ができるようになりますからね。
岡山には実際に備中神楽が見られるゲストハウスを造っている方がいらっしゃるんですよ。その方の造り方も見学しました。他に例えば島根県の出雲に行った時は石見神楽に行き、泊まってた人限定で見られる宿泊施設も見ました。僕はそういう施設を東京で造り、全国の人が集まれるようにしたい。そしたら備中神楽を後世に残していけるのかなと考えています。