小室哲哉カネと女で晩節汚し…推定資産1000億円からの転落
全盛期の97年、納税額は約11億7000万円にして、推定所得23億円を超えていたとされる小室。自家用ジェットでロスなどへ飛んでは、当地にレコーディングスタジオを併設した別荘を持った。この当時を振り返り「通帳は10ケタまでしか表示されないから、途中からケタが分からなくなりました」と小室は過去にコメントしている。推定資産は軽く100億円を超えていたはずだ。
そんな日本の芸能界史上、トップクラスの金満家も99年以降のCD売り上げ急降下によって暗転。揚げ句に香港での詐欺まがいの事業で数十億円ともいわれる巨額な損失を出し、小室自身も詐欺で有罪判決(懲役3年・執行猶予5年)を受けた。その後、資産を切り崩しての生活も行き詰まり、音楽関係者に数千万円の借金を申し出る金策に走る転落人生を送ってきた。しかし昨年は乃木坂46の新曲「Route 246」で作・編曲を手がけ、引退表明から2年を経て復帰、「応援してくださる皆さまのお心にかなう音楽を、ひとつひとつ丁寧に創作してまいりたく存じます」とコメントしている。
カネと女で汚れた晩節。小室のジェットコースター人生の終着点はどこなのだろうか。