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高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

生見愛瑠はシンプルな愛らしさが魅力! おじさん層も支持

公開日: 更新日:

 個性が強い藤田ニコルみちょぱゆきぽよと比較するとビジュアルもキャラクターも素直なイメージがあり、ギャル度が薄めということもあって、早い時期からCMにも起用されていた。現在は出前館、CHINTAIなどに出演中。

 出前館のCMでは、ダウンタウン浜田雅功がアクの強いスーダラ節の替え歌と踊りを見せるのとは対照的に、めるるは加盟店紹介編で爽やかに活躍して、味の濃いメインディッシュの後に出てくる甘いデザートのような役割を果たしている。

 初主演ドラマの放映前にWebサイト「タレントパワーランキング」で彼女にインタビューしたが、長時間にわたるドラマ収録後でありながら疲れた顔は見せずに、にこやかに答えてくれた。

 プライベートはインドア派でゲームやアニメ観賞などをして過ごし、手先が器用でアクセサリー作りや編み物もよくしていると話していた。趣味もいたって古典的。そうした「わかりやすさ」がおじさん層にも支持されている要因と言える。

 SNS時代だからといって「カワイイ」の尺度が複雑化するわけではなく、強いのは彼女のようにシンプルな愛らしさがある女の子だ。

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