“ジリ貧”中居正広に救いの神? 監修した子供向け絵本がアジア圏に販売拡大
中居の後輩で、番組では体当たり実験企画担当のKis-My-Ft2の宮田俊哉(32)は宣伝隊長に就任。絵本プロジェクトが立ち上がっていく過程から決定事項、進行具合のすべてを番組内で紹介。テレビ朝日公式YouTube「動画、はじめてみました」でも公開すると、予約注文だけで10万部を突破。今年1月には12.5万部を達成した。
絵本業界では異例の好セールスのおかげで、収益の一部を使用した「絵本寄贈プロジェクト」を発足。共有スペースで設置してもらえる保育園や幼稚園、養護施設や小児病棟などに無料で届けた。支援の輪はさらに拡大。大阪のボランティア団体が、目が不自由な人のために点字に訳した点訳本を作製。図書館や視覚障害者へ無料貸し出しも行なっている。
6月には公式グッズも展開。そもそも「のんちゃん&びりーくん」は、昨年の緊急事態宣言下で、劇団ひとりが3Dプリンターを使って作製、勝手に誕生させたもの。2匹を模したエコバッグを番組公式グッズ第1弾としてネット販売すると、1週間で4万個を売り上げ、絵本化につながったという背景がある。