同志社女子大もミスコン中止…“逆風”強まるも女子アナ採用戦線は異状なし?

公開日: 更新日:

■「外見主義的で時代錯誤もはなはだしい」

「それはありませんよ。テレビ局って想像以上に体質が古いですし、時代錯誤もはなはだしい。人事を握っているオジサンが入れ替わらない限り、いくら世の中が多様性を叫んでも、外見主義的な部分は変わらない。変えようなんて動きもない。コネ採用はあっても、内面だけで採用された女子アナなんて聞いたことがないですから」(制作会社プロデューサー)

 とはいえ、テレビ局はミスコンという採用の物差しを失いつつあるわけで、裏を返せば、女子アナ志望の学生もアピールする場がなくなりつつあるわけだ。

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「テレビ朝日斎藤ちはるアナ(24)のようなパターンが増えるかもしれませんね」と、こう続ける。

「斎藤アナは高校時代に乃木坂46アイドル活動をしつつ、明治大学文学部に進学。在学中にアナウンススクールに通い、乃木坂46を卒業してテレ朝に入社し、即『羽鳥慎一モーニングショー』の2代目アシスタントに起用ですからね。ミスコンの代わりに、10代でアイドルや読者モデルをかじりつつ、有名大学から女子アナを狙うという学生が増えても不思議じゃない。いずれにせよ局アナは人気商売です。見た目が全てじゃないのは当然としても、局側が今すぐ選考基準から容姿を外すとは思えません」

 そりゃそうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末