同志社女子大もミスコン中止…“逆風”強まるも女子アナ採用戦線は異状なし?
京都の同志社女子大学が今年度の大学祭で〈ミスコンを中止に〉と先週報じられ、ネット上がざわついた。
〈ミスコンは外見主義的であり時代錯誤であるという意見があり、多様性という観点〉から実行委員会が開催の中止を決めたというが、ネット上には〈知力を競う、体力を競うのと同様、美を競うことに何の問題もないように思う〉といった意見もあった。
ある在京キー局の中堅社員は「かつては“女子アナの登竜門”といわれたミスコンですが、これも時代の流れでしょう」と、こう本音を漏らす。
「10年前にICU(国際基督教大学)でミスコンを開こうとして、やはり多様性などを理由に阻止されたあたりから、大学のミスコンに対する逆風は強まる一方です。多くの大学で中止や、審査基準の変更を余儀なくされていますが、万人に愛される見た目、キャラ、そしてある程度の学力……ミスキャンパスは女子アナに必要な条件を持っているかを推し量る“便利な物差し”だったことは確かなんですよね」
古くは「ミス立教」からNHKアナになった女優の野際陽子さん(2017年死去)をはじめ、「準ミス青学」の田中みな実(34=写真)ら例を挙げればキリがないが、ミスコン縮小の流れがさらに加速すれば、女子アナ界も変わるのか。