著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「殿 襲われる」のニュースを聞いて俺が思い出したこと

公開日: 更新日:

「ウ~ム、それは大変なことです。ボクにできることなら協力は惜しみませんが……とりあえずあなたもボクといるところを見られるとマズイことになるのではありませんか、よかったら人けの少ないお店にでも入ってジックリとお話を聞かせてもらえないでしょうか」とできる限りの冷静さを装って、一緒にスタジオを遠ざかったのであった……。

 だって、そーするしかないでしょう!! もし「何言ってんの、あんた!! 病院に行った方がいいんじゃねーの!!」なんて俺が言って、突然逆上され、そこにたまたま殿でも出てきたりしたらとんでもない暴挙に出ないとも限らないでしょう……。

 で、スタッフも一緒に静かな居酒屋の片隅で話を聞いたのだ。詳しいことはもう昔のことなので細かくは覚えていないが、悪の組織が地球征服を狙っているという内容の話をこれがまた理路整然とCIAやKGBの動きまで交えて感心させられるくらいにしゃべるのだった。

 もし「それを救えるのはたけしさんとダンカンさんの2人しかいないんです!!」の結論がなければ、信じ込んでしまうくらいの専門的な語りであったのです……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」