初回は好発進も…清野菜名&坂口健太郎「ハンオシ」に漂う過去ドラマの“ごった煮”感

公開日: 更新日:

<今後の展開の予想がついてしまったのがちょっと残念。とりあえず坂口健太郎が好きなので、次回も一応見てみようとは思うけど…あまりにも逃げ恥路線なら離脱するかも>

 と、すでに離脱を宣言している人もいる。<買ってきたばかりの大福をレンジで温めるのが気になって、内容が入ってこなかった>といった、ストーリーと関係ないところに目を奪われた視聴者もいたようだ。

■散りばめられた「逃げ恥」「ダメ恋」「プロミス・シンデレラ」の要素

 このドラマに混ざっているのは、「逃げ恥」の要素だけではない。

 百瀬が結婚を急ぐ理由の一つに「叶わぬ片想い」があるが、その相手が兄の嫁であることが初回終盤に判明する。兄嫁に報われない片想いをしていて、それを引きずっているという設定は、TBSの同枠で2016年1月期に放送された深田恭子(38)主演の「ダメな私に恋してください」を彷彿とさせる。

 また、借金を盾に男性が女性に条件を出して迫る構図は、前枠で放送された二階堂ふみ(27)主演の「プロミス・シンデレラ」、お金がないから同居という構図は、フジテレビ系で今春放送された「レンアイ漫画家」を想起させる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  2. 2

    《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  5. 5

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  1. 6

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  2. 7

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    麻生太郎「3頭体制」崩壊でいきなり窮地…自民党総裁選でキングメーカーとしても機能せず

  5. 10

    元プロが関わる「チンピラまがい」の関西ボーイズチーム出身者にスカウト要警戒《教育できそうにない》