“唯一無二”の段田安則はドラマに引っ張りだこ! 岸田総理そっくりでも支持率は高い
この秋、ベテラン俳優の段田安則(64)から目が離せない。
相葉雅紀主演の「和田家の男たち」(テレビ朝日系)に出演。新聞・テレビ・ネット、それぞれ異なったメディアに携わる3世代マスコミ一家が織り成すホームドラマで、段田は元新聞記者で、現在論説委員として新聞にコラムを寄稿する祖父役を好演している。
二言目には「これだからテレビ屋は」と報道番組プロデューサーの息子(佐々木蔵之介)をシニカルに揶揄。インテリでダンディー、プライドの高い元新聞記者がピタリとハマっている。相葉との年の差感、経験値のバランスもいいし、惚れっぽい性格がキャラクターのワンポイントにもなっている。脚本は大石静。段田とは相性がよく、96年後期の朝ドラ「ふたりっ子」では茉奈佳奈(菊池麻衣子・岩崎ひろみ)演じるヒロインの双子の父親ながら、通天閣の歌姫「オーロラ輝子」と出奔する役どころで、その名を広く知らしめた。
段田は11月スタートの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にも出演している。上白石萌音・深津絵里・川栄李奈、3人のヒロインで3世代100年の物語を紡ぐ作品で、ヒロイン安子(上白石)の義父を演じている。