「鎌倉殿の13人」で宮沢喜一元首相の孫娘・宮澤エマがいい味を出している!
今年に入ってからはもう出ずっぱりである。正月早々、元日に「先人たちの底力 知恵泉」に出演し、その後も大河の番組宣伝「北条ファミリーが語る!『鎌倉殿の13人』放送直前SP」「鶴瓶の家族に乾杯」「クラシックTV」「鎌倉DAYS」と続いている。
「同じ元首相の孫でも、DAIGOのおじいちゃん(竹下登)は県議上がりですが、エマはおじいちゃん(宮沢喜一)のおじいちゃん(小川平吉)も政界の大物で、お父さんはアメリカの元駐日代理大使と格が違います。岸田文雄首相はおじいちゃんが率いた派閥(宏池会)の後継者だし、そもそも遠縁に当たる。NHKにしてみれば、“宮澤エマをいま使わないでいつ使うのか”ってなものでしょう」(通信社メディア担当記者)
こうなると民放も放っておかない。3月5日放送のテレビ朝日系のスペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」では、新5000円札の顔になる津田梅子の留学仲間・吉益亮子の役に起用された。女性向け英語教育の草分けだが、コレラで29歳の若さで死去という波乱の人生を送る。
「宮澤は娘役が多いのですが、遅咲きだったため、本人は33歳といい年なんです。そろそろ本格的なドラマの主役をやりたいところですが、朝ドラに続いて大河も好評なので、そうした依頼もありそうです。好感度が高いから、CMのオファーも増えています」(テレビ雑誌編集デスク)
「鎌倉殿の13人」には、小泉孝太郎も平家を滅亡させた平宗盛で出てくる。これでDAIGOがキャスティングされたら、元首相の子・孫の顔揃いとなる。三谷なら面白がってやりそうだな。
(コラムニスト・海原かみな)