「翔んで埼玉」続編に再び暗雲…GACKT無期限活動休止に続き、監督がフジテレビを早期退職
3年前に公開されて興行収入37億円超えの大ヒットを記録した映画「翔んで埼玉」。昨年、続編の製作が明らかになった直後に、キーパーソンであるGACKTが体調不良と発声障害のため無期限の活動休止を発表。GACKT抜きで撮影を進めるのは不可能のため撮影は中止され、予定されていた22年中の公開は事実上消えた。
さらに「翔んで埼玉」のファンに不安な出来事が起きた。人気番組「めちゃ×2イケてるッ!」の生みの親で、フジテレビの有名プロデューサー・片岡飛鳥氏が同局を退社するが、「翔んで埼玉」のメガホンをとった武内英樹監督も辞めるという。
「フジが1月から募っていた早期退職者に応じたのです。満50歳以上、かつ勤続10年以上の社員の応募者には優遇措置として、通常の退職金に特別優遇加算金が支給されるという好条件。武内さんのように会社を辞めても困らない“できる社員”は応募して当然です」(フジ関係者)
武内監督はドラマ「電車男」、「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズなど数々のドラマや映画を次々にヒットに導いた著名な演出家だ。昨年8月、「翔んで埼玉」の続編が決定した際は、「続編だからこそできる、壮大なスケールでお届けする日本最高峰の茶番劇をお届けしたいと思っています」と意欲を見せていたが、一体、何があったのだろうか?