BSが新たに3局も開局…現状の主流は「メシもの」、歌番組は“ネタ切れ”の感

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 来週から新たなBSが3局開局する。21日「BSよしもと」(265ch)、26日「BS松竹東急」(260ch)、27日「BSジャパネクスト」(263ch)だ。地上波離れ、中高年のBSシフトの中でさらに多様な番組が始まるが、現状を考えてみた。

 やはり主流はメシものだ。メシ時のジャストタイミング、19時から放送の「日本一ふつうで美味しい 植野食堂 by dancyu」(BSフジ)。雑誌「dancyu」編集長の植野広生氏が名店の人気メニューを店のシェフなどの手ほどきを受け、実際に作ってみる。名店のレシピも公開され、食べる側にも作る側にも参考になる構成がいい。

 当初はポピュラーなメニューがほとんどだったが、最近は一周してひねった料理が多くなっているのがちょっとね、という気はするけど。その分、デーブ・スペクター張り(?)のダジャレがスパイス(になっていないか)。

 BSフジには「リモートシェフ」もある(日曜18時)。有名シェフ2人がそれぞれのゲストのクッカーにリモートで料理を伝授し、対決するというもの。勝敗はクッカーの料理で決まる。いわばリモートの「代理料理の鉄人」。「料理の鉄人」同様、料理エンタメとして楽しめる。

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