「プーチン大統領にNOと言えるのはロシア国民」在阪ロシア総領事の言葉をどう読むか
こうした総領事の言葉をどうみるか。「プロパガンダだ」と言って無視したい気持ちはわかるが、ここは冷静に情勢分析に努めたい。例えば、ロシア国民がプーチン氏を止める可能性は全くないのだろうか? 実は、バイデン米大統領もそこに狙いをつけているように感じる。プーチン氏を「戦争犯罪人だ」と批判する一方で、「我々はロシアの人々の敵ではない」とも語っている。
日本にはプーチン氏のご機嫌取りに努めてきた政治家がいる。こうした点に沈黙を守っているようだが、まさかロシア国民がプーチン氏にNOと言う事態を望んでいないわけではあるまい。
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