名作映画「ひまわり」の再上映が広がる 第2次大戦のウクライナ舞台、一部は寄付へ

公開日: 更新日:

 ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナで撮影された1970年の名作映画「ひまわり」。第2次世界大戦で引き裂かれたイタリア人夫婦を描くこの映画を現在の情勢に重ね、再上映する動きが各地で広がっている。興行収入の一部は戦争被害への人道支援に充てられる。

「ヒマワリや、どの木の下にもイタリア兵やロシアの捕虜が埋まっています」。地元の女性が語る有名なヒマワリ畑のシーンは、首都キーウから南に約500キロ離れたヘルソン州で撮影された。

 配給会社「アンプラグド」劇場営業担当の池田祐里枝さん(34)は、ウクライナ侵攻の映像をテレビで見て、このシーンを思い出したという。

 早速親交のある映画館3館に打診したところ、すぐに再上映が決定。ツイッターなどで告知すると、全国の映画館や自主上映のホールからも問い合わせが相次いだという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ