高橋一生&柴咲コウ「インビジブル」の劇伴“モヘ~”頻発はミスか確信犯か…視聴者も困惑

公開日: 更新日:

 都内在住のあるシナリオライターはこう話す。

「劇伴のおかげで、自分が書いたシナリオが自分の想像を超えるぐらいのいいシーンになったと感じたことはもちろん何度もあります。それほど劇伴というのは重要なもの。最近でいうなら、昨年放送された連ドラ『最愛』の劇伴が、業界内でも高評価だった。ドラマの内容に沿っていて、かつ視聴者の心を見事に揺さぶる素晴らしい出来だったと思います」

 2022年の冬ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)は、多くのファンを掴み、続編を熱望されている人気ドラマとなったが、劇伴については〈大げさすぎてわざとらしい〉〈流すタイミングが悪い〉〈音楽で泣かせようとしてくるのが、ちょっと興ざめ〉など、辛口のコメントもあった。それだけ劇伴に注目している人は多いということだろう。

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「『インビジブル』の〈モヘ~〉は、実は視聴者を和ませるというか、意識してちょっと笑わせにかかってきてるというか、もうそっち側じゃないかと最近、思ったりしてきました」と、こう続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」