「元彼の遺言状」視聴率1ケタ大苦戦…綾瀬はるかと大泉洋は〈新章〉で低迷脱出なるか
4月スタートの連続ドラマもいよいよ終盤へ。全体的に世帯視聴率が低調な中、二宮和也(38)主演のミステリー「マイファミリー」(TBS=日曜夜9時)が初回から安定して2ケタを確保し、頭ひとつ抜けている。一方で、12.1%でスタートした綾瀬はるか(37)主演のミステリー「元彼の遺言状」(フジテレビ=月曜夜9時)は1ケタで苦戦中だ(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「近年は毎クール視聴率トップのTBS日曜劇場と、脱恋愛にシフトしてから復調したフジ月9のミステリー対決に注目していましたが、世帯視聴率やネットの評価などでは日曜劇場の貫録勝ちのようです」(テレビ誌ライター)
「元彼」は〈国民的女優〉〈トップ女優〉といわれる綾瀬の月9初主演に加え、「第19回このミステリーがすごい」大賞受賞作が原作とあって、開始前の視聴者の関心は高かった。フジテレビの鼻息は荒かったようだが、いざフタを開けてみると……。
ネット上では〈肝心のミステリー部分が粗くて見てられない〉〈綾瀬はるかの無駄遣い〉などなど厳しい意見が飛び交い、世帯視聴率では第4話で1ケタに転落して以降7~8%台に。2020年秋から2クール放送の「監察医 朝顔」第2シリーズから5作品連続で全話平均視聴率2ケタをキープしてきたフジ月9の好調ぶりにブレーキのピンチだ。