上島竜兵おバカ列伝「おまえ、ニセ阪神ファンやろ!」と問い詰められた彼はこう叫んだのだ
今回は上島竜兵追悼、野球の話なのだ。
上島は知る人ぞ知る阪神ファンであり(?)俺を会長として30年以上も前に結成された「中野猛虎会」のわずか3人のうちの一人だったのだ。ちなみに、もう一人は松村邦洋で松村は副会長を務めているので、上島は唯一の平会員でもあったのだ。
その中野猛虎会の3人が東京ドームの巨人対阪神の中継ゲストに招かれたことがあったのです。その時の実況は巨人とボート命の(ま、今回はボートは一切関係ありませんが、一応ね)徳光和夫さんでした。
中継の半ば頃だったろうか、徳光さんが「それではお三方に一番記憶に残っている巨人対阪神伝統の一戦のワンシーンをそれぞれお話しいただきましょうか」の振りがあり、俺は1973年3月21日、甲子園球場のオープン戦での永久欠番11、ザトペック投法の村山実さんの最後のマウンド(すべてフォークボールで3者三振)と、マウンドまで江夏、上田二朗(現・次朗)、平山(谷村に五月女もいたかな?)の騎馬にかつがれ現れた、あの涙の引退試合をあげ、松村は85年4月17日、甲子園で巨人槙原からバース、掛布、岡田が放った伝説のバックスクリーン3連発をあげたのだ。