西島秀俊演じる「小鳥さん」がブームに? 「アラフィフ男性はお手本に」と芸能ライター
芸能ライターのエリザベス松本氏がこう言う。
「たとえ設定は似ていたとしても、あまりにも西島さん演じる小鳥さんが魅力的で、そんなことはまったく気にならないと思わせるパワーがありましたね。ドラマ放送終了後に〈小鳥さん〉がトレンドワード入りしたのも納得。回を重ねるごとに人気はもっと上がりそうです」
■ムキムキ×クールからの“キャラ変”
かつての西島と言えば、ムキムキボディーと口数少ないクールな雰囲気が持ち味であり、売りでもあった。
「ですが、ここ数年で、その固定観念を上手に壊していった。連ドラ『きのう何食べた?』、そして『真犯人フラグ』ときて、この『ユニコーンに乗って』。クールからニコニコ顔が似合う西島さんへと自然に移行していて、視聴者も違和感を持っていない。やはり西島さんの演技力のなせる技でしょう」(エリザベス松本氏)
西島が演じる小鳥は、銀行の支店長からIT企業とまったくの異業種からの転職でありながら、経験したことのない仕事内容や会社の雰囲気をとにかく全力で楽しむ中年という設定である。