著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

KDDI大規模障害で「au三太郎」CM消滅危機 …「さんま御殿」など人気番組もピンチ

公開日: 更新日:

 そんな超優良クライアント企業の“顔”である看板CMの「au(英雄)三太郎シリーズ」が今、存続の危機にあるという情報がまことしやかに囁かれている。

 松田翔太(36)の桃太郎、桐谷健太(42)が浦島太郎、さらに濱田岳(34)が金太郎に扮した“三太郎”を中心とした人気シリーズCMに、社内外から“不要論”が浮上しているというのだ。

 テレビ関係者を改めて取材してみると、既に“スピンオフ”のドラマ企画や、20年に公開されたアニメバージョンの続編の企画も進行中だという。

「今回の通信障害は3915万回線で被害が出ました。この中には一刻を争う緊急医療要請や現場への緊急出動を要する事故・事件も数多く含まれているといわれます。そんなトラブルも抱えながら、軽妙な笑いを交えたCMを流し続けるのは難しいでしょう」(大手広告代理店関係者)

 “三太郎”CM不要論を口にする人の中には、前出の提供番組からも撤退すべきだとの声も上がっている。CM出演者にとっては不安要素だろう。

「ギャランティーだけでなく、7年間続いたこのシリーズは出演している役者たちの大きな武器になっています。CM出演者をドラマに起用することで、局側もKDDIからの高いスポンサー料を期待できますからね」(芸能プロダクション関係者)

 年度別好感度のトップに何度も輝いている人気CMの行方とともに、「KDDI」のトップ企業としての真価を問いたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  2. 2

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ

  3. 3

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  1. 6

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  2. 7

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  3. 8

    堂本剛、松本潤、中山優馬…そして「HiHi Jets」髙橋優斗の退所でファンが迎えるジャニーズの終焉

  4. 9

    「光る君へ」一条天皇→「無能の鷹」ひ弱見え男子…塩野瑛久は柄本佑を超える“色っぽい男”になれる逸材

  5. 10

    虎の主砲・大山を巡り巨人阪神“場外乱闘”に突入か…メジャー挑戦濃厚な岡本の去就がカギを握る