ガーシー議員は47の公約を果たせるのか? 暴露1発目は肩透かし、立花党首も注文をつけ始めた
この2人に関しては、今後、ガーシー氏が開設するサロンで細かく暴露すると予告しています。確かに、“下の話”はスキャンダルとしては面白いですが、政治記者であれば耳に挟んだことのある内容だったので、それほど驚きはありませんでした。もっと政治家としての不正を暴くような内容かなと思っていたので肩透かし感は否めません」(政界関係者)
■最大のネックは帰国できないこと
気になるのは、本当に残り45もの政界絡みの暴露話を出せるのかということだ。
7月17日に放送された「ABEMA的ニュースショー」でMCを務めた千原ジュニア(48)が、ガーシーについて「公約の『47個の実名暴露』を全部やったら、すごいと思う。『言ってた公約どうなってんねん!?』という政治家はいっぱいいて、掲げた公約を全部達成した人はいないから、政治家としてはすごいのでは?」と発言したが、まさにその通り。しかし、現実的にはどうだろう。
「一番のネックはやはり帰国できないということでしょう。ガーシー氏は国会に登壇しないとはっきり明言しており、秋の臨時国会にも出ない。国会議員としての責務を放棄した状態で、歳費を含めて年間3000万円近い税金を受け取ることになります。そんな人物に果たして、国会議員の不正に関する情報が集まるのか疑問です」(自民党関係者)