秋ドラマはシリーズもの圧勝か? 若手俳優を起用し何を作ってもヒットしない惨状

公開日: 更新日:

 10月期、秋ドラマがスタートする。

 この秋は吉沢亮主演の「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)、岡田将生主演「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)、玉森裕太主演「祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~」(日本テレビ系)と医療ドラマが3本。

 他に山崎賢人主演、日曜劇場「アトムの童(こ)」、本田翼主演「君の花になる」(ともにTBS系)、長澤まさみ主演「エルピス」、山田涼介主演「親愛なる僕へ殺意をこめて」、川口春奈目黒蓮「silent(サイレント)」(ともにフジ系)など若手俳優の主演が目立つ。これに対してシリーズ22作目の沢口靖子「科捜研の女 2022」(テレ朝系)、シリーズ21作目「相棒」シーズン21(同)、シリーズ10作目の松重豊「孤独のグルメ」(テレビ東京系)と安定のシリーズものにも期待が……。

■中高年は見向きもせず

「若い視聴者に見てもらいたいというのはわかるが、こうも若手俳優の主演ドラマばかりではドラマ視聴のコア世代である中高年層は見向きもしないでしょう。若い人はそもそも見ないから視聴率が悪いのは当然。夏ドラマが軒並み視聴率1桁台に終わってしまったのもそれが原因です」(テレビウオッチャー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ