著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

TULIP財津和夫のラストツアー密着番組 「燃え尽きたあしたのジョーにはなりたくない」の重み

公開日: 更新日:

サブスク世代にはわからない

 音楽の力といえば「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)の800回スペシャルに秋元康が出演し、「自分たちの時代はアルバムを買った時に意外にこの曲よかったよねというアルバムこそのお得感があったんだけど、今はベスト盤が一番売れる。知らない曲はいらないって言う人がいるんです」と語った。1枚のLPレコードを何回も何回も聴いた世代とサブスク時代の聴き放題世代とでは音楽や歌手への思い入れも違うのかもしれない。

 7月には吉田拓郎が最後のテレビ出演、8月には加山雄三が「24時間テレビ」で最後の「サライ」熱唱、そして財津の最後のツアー。

 音楽の世界で続く「最後」にしみじみとしてしまうのは私だけではないと思う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方