金子大地の人気にあやかるNHKの“商売上手”「鎌倉殿の13人」に続き「しもべえ」特別版放送

公開日: 更新日:

「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で金子が演じた源頼家は、御家人たちにさんざん利用された挙げ句、北条義時(小栗旬)が放った刺客にめった切りにされて血まみれで死にます。『あまりにも可哀想』『無惨すぎる』『大河史上最酷』とたちまち話題になり、金子の演技も『壮絶な死にざまに鳥肌が立った』と高評価でした。さらに、フジテレビ月曜夜10時のドラマ『魔法のリノベ』では波瑠の元彼役で注目され、バラエティーにもいまや引っ張りだこ。これを逃す手はないと、NHKが金子の登場シーンを増やしたしもべえ特別版を考えたのは当然でしょう」(番組構成作家)

「しもべえ」本編の金子大地は、秘かにユリナを応援するぶっきらぼうな秀才役で、いまひとつ存在感がなかったが、特別版では患者思いの熱い医師となって好感度アップ。では、ユリナとはどうなってしまったのか。高校卒業で付き合いは終わってしまったのか。それとも結婚したとか!? そもそもユリナはいま何をしているのか。目標としていた医者になれたのか。どうやらそのあたりが特別版の裏テーマのようで、辰馬は狂言回しということらしい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド