著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

古典落語「目黒のサンマ」のお殿様はマリー・アントワネット?

公開日: 更新日:

 なぜ今回これを書いてるかというと相変わらず上がらない賃金に対して上がり続ける物価とさらに追い打ちをかける歴史的円安。貧困層は輸入肉をオカズに輸入小麦と外国産米で腹を満たしてるんですから円安は激痛です。それに対して「今こそ国産品を」と言うならそれはもうマリー・アントワネット認定です。さらに貯蓄もロクにできず日々の生活に苦しむ国民に対し「貯蓄から投資へ」と言ったのもマリー・アントワネット認定ですね。そもそもお殿様たちが国民に興味を持ってなければ物価高も円安も他人事なんでしょう。「ゼロ金利で円安ならドル建て貯金すればいいじゃない」「やっぱり旅行は国内に限る」。お殿様やマリー・アントワネットに国を動かさせてはダメなんですよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」