テレ朝・篠塚社長「玉川徹氏続投」明言の背景…“性加害報道”の香川照之もドラマ降板せず

公開日: 更新日:

 今回、テレビ朝日が玉川氏の決めたのはなぜか? その理由を聞くと、「訂正謝罪をした上で、社内処分も終え、本人も深く反省しており、今回、このような形態での出演継続という判断に至りました」(テレビ朝日広報部)という回答だった。

「『モーニングショー』は朝の情報番組の中で平均世帯視聴率のトップをキープしています。今のテレビは個人視聴率が重視されていますが、同番組が50代以上の男女から断トツの支持を得ているは間違いありません。現在も凸版印刷、AGC、明治、東急リバブルなど大手企業がスポンサーに名を連ねており、その多くは玉川氏の歯に衣着せぬ物言いを評価しているということだと思います。テレ朝は玉川氏の続投についてスポンサーの了解を取り付けたということでしょう」(前出の広告代理店関係者)

 玉川氏はこれからはレギュラーコメンテーターではなく、現場で取材を行い、情報を届ける“レポーター”としての再出発を切る予定だが、今回の件で“玉川節”がトーンダウンすれば、その時の方がむしろスポンサー離れが懸念されるのではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」