愛子さまと悠仁さまだけで未来の皇統は大丈夫なのか?
安定的な皇位継承を望むなら、常に最悪の事態を考えておくべきだ。それには、ヨーロッパの王室がスリム化したのと逆に、昭和天皇の系統をできるだけ皇室に残しておくことしかない。それなのに現実は、女性皇族が次々と皇籍を離れ、皇室に残っている若い皇族は悠仁さまと愛子さまを除けば佳子さまだけなのだ。すぐにでも女性宮家の創設を認めて、佳子さまにも当主になってもらうべきだ。佳子さまに皇室に残っていただくことは、皇室にとっては最大のリスクマネジメントではないだろうか。
昔と違って天皇を支えるのは国民である。国民の多くは男系男子にこだわっていない。日本にこの天皇がいてよかったと思えば、女性天皇でも女系天皇でも受け入れるはずである。とりあえず男系を否定せず、女性宮家と女性天皇を認めてはどうだろうか。