「シーナ&ロケッツ」鮎川誠さんが膵臓がんで急逝…最後まで貫いたロック魂

公開日: 更新日:

「小学校からロックを聴きよった。リトル・リチャード、レイ・チャールズ、エルビス……まだロックという言葉も知らんやったけど。それからビートルズを知り、ローリング・ストーンズ、キンクス、アニマルズ、WHOなどバンバン出てきてエレキギターが欲しくなり、修学旅行の積立金を狙いました」

 その後、先生に返金してもらった3万円ほどの積立金の中から4500円で友達からエレキギターを買ったことがバンド活動の始まりだったという。

 上京後、鮎川さんはシーナさんとともにロックスターの道を駆けあがったが、シーナさんは15年2月に子宮頚がんのため他界(享年61)。失意の底に沈んだ鮎川さんを仲間たちは励まし、4月7日を「シーナの日」と名付け、ライブを再開するようになったという。本紙記事の担当者はこう話す。

「たばこを片手に気さくに話す鮎川さんは文句なしにカッコよかった。シーナさんの死後、3女のLUCY MIRRORさんが、シーナさんの代わりを務めていましたが、シーナさんの生き写しのようでした。この2月にも頭脳警察とのジョイントライブが予定されていたのに本当に残念です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末