朝倉未来はツイッターアカウントを削除…有名人にはSNSが重荷になり始めているのか

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■日常から逸脱する価値基準と矛盾

 発信するタレント側も、ツイッター、インスタ、YouTube、TikTokなど5アカウント以上持つのが普通で、これ以外にも所属グループのものなどアカウントが10を超えるのはザラ。日常を発信しているはずが、すでに日常からかなり逸脱しているという矛盾が生じている。

「SNSも以前はフォロワー数だけが価値基準でしたが、今は“投稿に注目が集まっているかどうか”を分析できるまでに進化しているので、価値基準も変わりつつあります。発信するタレント側も疲弊していますし、戦術を精査する時期が来ているのだと思います」(前出の井上氏)

 一時はテレビに出るよりSNSでフォロワーを増やしたほうが稼ぎになる、といったSNSドリームもあったが、その半面、誹謗中傷にさらされるリスクも高い。SNSで人気に火が付いた朝倉はツイッターを「使ってないほうが人生いい方向に行く気がする」と言う。芸能人もSNSとの関係を見直す時期が来ているようだ。

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