「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退
新メンバー発表前日の4日に放送されたTBSラジオの「ナイツのちゃきちゃき大放送」の街頭インタビューで、「笑点の新メンバー」についてアンケート調査を行ったところ、「一之輔はオファーを断るのでは」という理由から蝶花楼桃花が有力視されていた。
「ところがいざ、ふたを開けてみると一之輔が新メンバーを受諾していた。笑点司会の件はともかく、以前から笑点を存続させるためには若返りが必要だと言われていたんです」と話すお笑い関係者はこう続ける。
「最古参の林家木久扇は85歳で、笑点のメンバーになってから54年。76歳になる三遊亭好楽は途中降板があったもののメンバー歴39年、75歳の三遊亭小遊三も大喜利メンバーになって40年。もう、若手に譲ったほうがいいですよ」
仮に一之輔が司会に昇進した場合、現司会の昇太の処遇が問題になるが、昇太は落語芸術協会の会長を務めているだけに、大喜利メンバーには戻らず、勇退も考えられる。
「一之輔は司会に昇進し、長老たちが勇退すれば4枠が空く。故・円楽さんの後釜として名前が挙がった落語家たちにチャンスが回ってくる」(前出の番組制作スタッフ)
一之輔が笑点に新風を巻き起こすのか。今後に注目したい。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)