広瀬すず「夕暮れに、手をつなぐ」は苦戦も…演出の数々は昭和世代にこそ刺さる

公開日: 更新日:

 第5話(14日放送)では有名ブランドで働くことになった空豆(広瀬)に、パタンナーの葉月(黒羽麻璃央)が急接近。中盤でイケメンの“当て馬”を持ってくるのは恋愛の神様ならではの“神の手”か。

「それを古くさいと感じるか、楽しめるか。それによって評価が分かれると思います。太三つ編みで天才肌の“響子さん”を演じる夏木マリさんをヘンだと思う人もいるでしょうが、彼女が第2話で歌った『なごり雪』と第4話の『雨上がりの夜空に』、北川さんと同世代の僕はヤラれちゃいましたね。偶数話で夏木さんが昭和の歌を歌う“お約束”があればいいなと期待しちゃいます」(亀井氏)

 空豆のごちゃまぜ方言も「いなかっぺ大将」の風大左衛門や、「巨人の星」の左門豊作を知る昭和世代にしてみれば、さほど気にならないような……広瀬のキャラもむしろ刺さる。「夕暮れ──」は古くさいというより、もともとメインターゲットが昭和世代?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方