広瀬すず「夕暮れに、手をつなぐ」は苦戦も…演出の数々は昭和世代にこそ刺さる
第5話(14日放送)では有名ブランドで働くことになった空豆(広瀬)に、パタンナーの葉月(黒羽麻璃央)が急接近。中盤でイケメンの“当て馬”を持ってくるのは恋愛の神様ならではの“神の手”か。
「それを古くさいと感じるか、楽しめるか。それによって評価が分かれると思います。太三つ編みで天才肌の“響子さん”を演じる夏木マリさんをヘンだと思う人もいるでしょうが、彼女が第2話で歌った『なごり雪』と第4話の『雨上がりの夜空に』、北川さんと同世代の僕はヤラれちゃいましたね。偶数話で夏木さんが昭和の歌を歌う“お約束”があればいいなと期待しちゃいます」(亀井氏)
空豆のごちゃまぜ方言も「いなかっぺ大将」の風大左衛門や、「巨人の星」の左門豊作を知る昭和世代にしてみれば、さほど気にならないような……広瀬のキャラもむしろ刺さる。「夕暮れ──」は古くさいというより、もともとメインターゲットが昭和世代?