福山雅治vs木村拓哉が春ドラマ主演で激突!50代“元抱かれたい男”対決の行方
「ドラマの視聴習慣は、TVerなど、どんどん配信に移っていて、世帯視聴率だけでは指標として測れなくなってきています。最近は、TBSの看板である日曜劇場でも平均視聴率は10~15%、月9に至っては、『女神の教室~リーガル青春白書~』も含め、直近3作品は10%を切っていますから。ただ、視聴者の平均年齢が高いので、単純な世帯視聴率では日曜劇場のほうが勝るでしょうね」
テレビコラムニストの桧山珠美氏はこう話す。
「第1ラウンドは“番宣対決”でしょうか。映画『レジェンド&バタフライ』の番宣で出まくっていたキムタクですが、ジャニーズの後輩とか、まわりが気を使いすぎて、“接待番宣”になってしまっていて、お腹いっぱいという感じでした。また出まくるのかと思うと、ちょっと食傷気味。一方、福山のモノマネをひょうひょうとやってみせる大泉洋なども含めて、バラエティー番組の盛り上がりとしては福山に分がありそうです」
内容についてはこう続ける。
「いわゆる“何をやってもキムタク”ではない演技で好評だった『教場』ですが、主人公の若い頃を描くということで、せっかく“脱キムタク”できたのに、また『HERO』まがいの昔のキムタクに戻ってしまわないか心配です(笑)。染谷将太や新垣結衣など、脇もガッチリ固まっていますから、相当保険がかかっているという感じですが……。そういう意味では、福山&大泉のバディも同じですね。さらに、何かと出てくるキムタクの妻・静香とふたりの娘たちと、あまり表立って出てこない福山の妻・吹石一恵も対照的です。このあたりがどう影響してくるのか……」